再発がないと説明するだけでなく、これまで当院で手術されて再発された方はおられません。
ワキガ手術にもさまざまな方法があります。
いったいどの方法を選べばいいのでしょうか?
ミラドライなどの機器を使った方法、吸引法やローラーシェービング法(イナバ式)、直に除去する剪除法などさまざまな手術が紹介されています。
この薄紫色の部分を完全に除去できれば、わきがは治ります。
ここで視点をかえて、手術の方法ではなく、その結果から手術をみると次のように分類されます
もちろん(1)の手術がベストといえます
もちろん当院でも目指しているのは(1)ですが、傷が残ってしまう方もおられるので(2)となってしまうケースもあります。
しかし僕が行ったワキガ手術で再発された方は16年以上おられません
でも世間では(3)や(4)の手術がたくさん行われているのが実情です。
1度の治療でワキガが100%治る(100人手術して100人が治る)手術は丁寧な剪除法しかありません
アポクリン腺を確実に取り除けるのがすべての工程を目で確認しながら行う剪除法しかないからです。
しかも剪除法だったらいいわけではなく、剪除法でも丁寧にアポクリン腺を確実に除去しないと治りません。
当院でのワキガ手術はワキの範囲が狭い人でも2時間以上かかります。
ワキガを再発させないだけならもっと短い時間でも手術ができます。
しかしできるだけきれいに治す工程に時間をかけているのです。
他院術後再発のケースをみていると、ワキガ手術で保証制度を設けていても、何度行っても再発してしまい、再手術によって傷ばかりひどくなるので患者さんはあきらめてしまわれるようです。
ワキガ手術を受ける時には、これまでの実績をしっかり確認することが必要です。
また手術前の同意書をよくお読みください。口頭では再発しないように説明していても、手術後にクレームを言われたときに困らないように完全に治せないことを示す説明が入っていないかもよく確認してください。
手術前に『ワキガの臭いは軽減します。』と説明されたけれどもまったく軽減されておらず、『手術後に治っていない』とクレームをいれると、『臭いは軽減するだけで、まったくなくなるとは言っていません。』と冷たくあしらわれたというような話もよくききます。
臭いが7~8割なくなるというのは意味がありません。2~3割でもアポクリン腺が残れば充分臭いが残ってしまいます。
仮に9割の人は治っていると説明されても意味がありません。再発した時には『あなたは1割です』と言われ、本当に1割しか再発していないことを確認するすべもありません。
カウンセリング時にはドクターの名前をしっかり確認して、『あなたが手術をしてくれるのですね。』『あなたがすべての責任をもってくれるのですね。』と確認してみてください。
当院では治療後長くフォローするようにしていますが、通院期間や通院回数が少なく済むというのも注意が必要で、ワキガは治療を行ってから、半年~1年で再発しますから、いいかげんな治療を行っているところは長期フォローを行いません。
技術があり、充分な手術をすれば、再発することはありません。
手術担当医が短時間で終わらせようとすれば、技術はあっても汗腺の取り残しが生じ、不十分な結果になることもあります。
わきがを完全に治しながら、傷も綺麗に治すために手術を丁寧に行うので、他の手術法や通常の剪除法に比べ時間がかかります。
シャワー | 翌日から可能です。 |
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入浴 | タイオーバー除去後から可能です。 |
術後の注意点 | 4~5日間タイオーバーあり (4~5日後に抜去) |
抜糸 | 10~14日後 |
ワキガ剪除法のメインの部分である『剪除』や『アンカー縫合』をご紹介します。
ご注意:この動画は実際の手術の様子を掲載しておりますので、気分の悪くなる可能性がある方はご注意ください。
色素沈着が長引くことがあります。
ケロイド体質の場合傷跡が盛り上がることがあります。